2011年12月18日日曜日

授業全般

日本語教育能力検定試験に合格するための記述問題
1:教える前
(1)学習目標
学生がどんな目的をもって日本語を勉強するのか、それによってコースを選ぶ。
(2)コースデザイン
何ができるようにするか
何を教えるか(シラバスを選ぶ)
どうやって教えるか(教授法、教材を選ぶ)
(3)教授法と教材
主教材候補から最終的に一冊を決める。ほかに、絵教材、小道具、カードなども不可欠。
2:教える時
(1)雰囲気を大切に
明るく元気よく、温かく親しみをこめた笑顔であいさつする、共通の興味を引くような話題を準備するとか。
(2)学習者とのキャッチボール 
教えようと思うのではなく、ガイドする、ナビゲーターになるというスタンスで学習者をサポートしようと思うほうがいい
(3)学習者中心の授業と新しい教師像 
知識だけではなく、観察力、判断力、分析力、問題解決能力が求められる
(4)誤用への対応 
直接的な訂正より、学習者自身の気づきを大切にする
3:教えた後
(1)評価
学習者の習得状況を把握し、はじめの目標がどこまで達成されたかを測り、今後の教育活動をよりよいものにするため、評価を行う。
(2)良いテスト
テスト作成上の留意点:
何を測るためかという目的が明確に見えること
妥当性が高いこと
問題の指示がわかりやすいこと
問題に難易度のグレードを付けること

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