複合語は、二つ以上語基から組み合わせて単語である。複合語の品詞は大部分後の構成要素品詞によって決める。構成要素を整理すると、名詞類、動詞類、形容詞類、形容動詞類この4種類になる。
複合名詞
1:名詞+名詞
「1」:統語的な関係にあるもの
(1):AがBの一部である場合
父親、飾りもの
(2):AとBの指す範囲が異なる場合
歌姫、花吹雪
(3):AがBの主体である場合 Aがすること
学力低下、企業合併
(4):AがBの対象である場合 Aをすること
教育改革、環境破壊
(5):AがBをするための道具、手段である場合 Aですること
電話連絡、電子取引
(6):AがBの材料である場合 Aでできている
紙袋、金つぢ
(7):AがBの原因、理由である場合 Aが原因ですること
事故死、ガス中毒
(8):AがBの場所を表している場合 Aにある
裏門、山道
(9):AがBの時間を表している場合 Aの時期に~する
朝ごはん、新年会
(10):AがBの性質をもつ場合 Aの性質を持つ
親心、猿芝居
2:並列的な関係にあるもの
(1):AがB類義成分のもの
手足、衣服
(2):AとBが対義成分のもの
親子、天地
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