2011年10月23日日曜日

アクセントとイントネーション

アクセント
定義:1一つひとつの語について     
   (アクセントの単位は語である)
   2社会習慣として恣意的に決まっている
   (そのように言うことこが習慣として決まっているからに過ぎない、理由がない)
   3相対的な高さや強さなどの配置
   (絶対的な高さではなく、前後の音と比べてこれがこれより高いか低いか)
アクセントの弁別機能は低く、あんまり重要ではない。

アクセントの、高から低になる下がり目を滝といい、滝の直前を核という。
起伏式、核がある
    頭高型 一拍目に核がある
    尾高型 最終拍に核がある  助詞が付いた場合最終拍が低くなる
    中高型 語の途中に核がある 
平板式、核がない 
    助詞などが付いた場合でも下がらない
助詞などがつけずに発音すると、たいてい尾高型と平板型は同じ高低になる

イントネーション
広義には、文全体の音の高さの変化を指す
狭義には、話者の表現意図に関係する、文末、句末における音調を指す
上昇調:「質問」「進め」「誘い」などに用いられ、優しい言い方である
    「読んだ?」「どうぞ」「読んで」
平調 :中立的な発話に用いられる
下降調:「発見」「了解」「確認」「納得」などに使われる

イントネーションは、円満なコミュニケーションを実現するうえで重要な役割を果たしている

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