2011年11月2日水曜日

語形の日本語らしさと語形のゆれ

日本語らしさに関して、次の項目を挙げることができる。
1:拗音は直音に比べ日本語らしくない
 ミュージック
2:擬音語.擬態語や俗語を除き、語頭に濁音.半濁音が立つと日本語らしくない
 ピアノ
3:語頭にラ行音が立った場合はあまり日本語らしくない
 ロケット
4:語中や語尾のハ行音節は日本語らしくない
 ゴルフ
5:促音や発音は漢語や外来語であるという印象を与え、また卑俗感を伴うことが多い
 コンセンサス

ある語に異なる語形が二つ以上あり、かつ、それらの間に区別すべき合理的な理由が見つからない場合、それを語形のゆれという。
1:1拍を減らした語形によって生じるゆれ
 ほんとうーほんと、けっしてーけして
2:発音の容易化によって生じるゆれ
 つまらないーつまんない、すみませんーすいません
3;特殊拍の挿入によって生じるゆれ
 よほどーよっぽど、すごくーすっごく
4:漢字音にかかわるゆれ
 母音(ボオン、ボイン)、刻々(コクコク、コッコク)
5:外来語に見られるゆれ
 バッグーバック、ティームーチーム
6:そのほか
 さびしいーさみしい、ふんいきーふいんき
語形が違っていることに対応して、意味にも何らかの差があるという心理が働き、意味の上の区別が生じてくる場合がある。このように語形のゆれが積極的に利用されて別々の意味になると、ゆれではなく、別の語ということになる。

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